冬靴のメンテナンス方法~来シーズンも気持ちよく履くために~

この冬に履いたお気に入りの靴は、次の冬にも美しい状態で履きたいですよね。しかし、冬靴は厚手の作りのため湿気がこもりやすく、形が崩れたり菌が繁殖したりと、さまざまなダメージを受けやすいものです。適切なお手入れや保管を怠ると、次シーズンには傷んでしまうことも・・・。そこで今回は、収納する前にやっておきたい冬靴のお手入れ方法をご紹介します。

冬靴のお手入れ5step
簡単なポイントを押さえるだけで、靴を長持ちさせることが出来ます。収納前にしっかりメンテナンスしましょう。

1⃣湿気を取り除く
雨や雪で湿った状態で置いておくと、カビやニオイの原因に。風通しの良い場所で陰干しをしてしっかり乾燥させましょう。革靴は直射日光に当てると傷める可能性があるので天日干しは避けましょう。

2⃣表面の汚れを落とす
ブラシを使って、表面についたホコリをしっかり取り除きましょう。靴底の縫い目やシワの間など、細かい部分も丁寧にケアするのが大切です。起毛素材の靴は、毛並みを整えるようにブラッシングしながら汚れを掻き出すのがポイントです。

3⃣クリーナーで磨く
ブラシで取り切れなった汚れを、専用クリーナーを使って落としましょう。柔らかい布にクリーナーをなじませます。靴の外側全体に優しく塗り込みます。汚れが拭き取れたら丁寧に乾拭きしましょう。

4⃣保湿・栄養補給をする
革靴の場合、乾燥によるシワやひび割れを防ぐために保湿をしましょう。靴クリームやオイルを柔らかい布にとり、薄く塗りこみます。最後に布で乾拭き又はブラッシングをして艶を出しましょう。

5⃣スプレーで仕上げを
革靴は艶出し後に、スエードやムートンの靴はブラッシング後に防水スプレーで仕上げをしましょう。また、冬靴は通気性が悪いため、除菌・消臭ができるスプレーを使うことで雑菌の繁殖を防ぎます。

冬靴の保管の仕方
靴の形を崩さないよう、ブーツキーパーや筒状にした厚紙を入れて整えてから保管しましょう。紙箱に収納する場合は、通気性を確保するために小さな穴を数カ所あけ、乾燥材を入れて湿気対策を行うのがおすすめです。保管場所はほこりや湿気を避けられる場所を選び、湿気がこもりにくい高い位置に置くのがポイントです。

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