乾燥に負けない冬のうるおい肌

空気が乾燥している冬は、お肌のバリア機能が低下して肌荒れしやすい季節です。お肌の手入れを怠ると、春になって受ける紫外線のダメージが大きくなってしまう可能性も。季節に合わせたスキンケアを心掛けて、乾燥に負けないうるおい肌をつくりましょう。

■冬の肌荒れ
☆原因と対策
湿度が低い冬は、お肌から水分が奪われ、皮脂の分泌量が少なくなります。また、冬の乾燥した空気や部屋を温めるエアコンによってお肌の乾燥が進行。肌荒れを引き起こしたり、しわやたるみが生じる原因になります。乾燥対策には冬の肌に合った保湿が重要です。洗顔や入浴後は水分が蒸発しやすいので、時間を置かず素早くしっかり保湿をしましょう。こまめに水分補給をし、室内にいる時は加湿をすることも忘れずに。

■冬のスキンケアの基本
☆洗顔のポイント
・熱いお湯で洗うと、皮脂を落としすぎて肌の乾燥が進んでしまいます。また、ごしごし洗いもNG。洗顔料を泡立てて、摩擦を与えないように優しく洗います。泡のすすぎ残しはトラブルの原因になるので、ぬるま湯で丁寧に流しましょう。
・1月下旬頃から花粉が飛び始め、2月頃になると黄砂も飛来するようになります。アレルゲン物質による肌荒れを防ぐためには、帰宅後すぐに洗い落とすようにしましょう。

☆保湿のポイント
・冬はコットンよりも手を使って保湿するのがおすすめ。化粧水を手のひらで温めることで、浸透率がアップします。顔の内側から外側へ伸ばし、肌を包み込むように馴染ませましょう。数回に分けてたっぷりとお肌に潤いを与えます。
・化粧水の後は水分の蒸発を防ぐため、乳液を使ってうるおいを閉じ込めましょう。とくに乾燥が気になるときは、乳液よりも油分が多いクリームを併用するとしっとり仕上がります。


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