お部屋すっきりインテリアのコツ
散らかって見えるお部屋も、配置や配色を工夫することでまとまった印象に様変わりします。
まず同線上には家具を置かず、なるべく一辺にまとめることでお部屋を広く見せることができます。
お部屋が片付くと心にも余裕が生まれますね。今回はインテリアの色彩と、収納の仕方を工夫してお部屋をすっきり見せるコツをご紹介します。
色彩の基本
一般的に純色と呼ばれる12色とその中間色でできたサークルを「色相環」と言います。
それぞれ対角線に位置する色同士を「反対色」、隣りあう色を「類似色」、同じ色の濃淡を「同系色」と呼びます。
また、色の明るさのことを「明度」といい、鮮やかさを「彩度」と呼びます。
色が白に近くなるほど明度は高くなり、黒に近くなれば明度は低くなります。
彩度が高くなれば派手に見えますし、彩度が低いと地味な印象になります。
この明度と彩度の組み合わせたものが「トーン」です。
配色のポイント
失敗が少ない組み合わせは、類似色による組み合わせです。
カーテンや床など比較的面積の広いところには薄い色を、ポイントとなる家具や小物を濃い目の色にするなどアクセントをつけるのがコツ。
反対色を組み合わせる場合は、トーンを統一するのがポイント。
どちらの色をベースにして、もう一方はアクセントカラーにするとまとまりやすくなります。
快適なお部屋を作る(収納アイデア)
・おしゃれで便利な自然素材のカゴ
ラタンなどの自然素材を使った大きめのかごをリビングに。
読みかけの新聞や雑誌、普段使いのバッグも、ナチュラルな雰囲気のかごに入れておくだけでお部屋がきれいに。
片付けも簡単にできるうえ、見た目にもおしゃれなのがうれしい。
・透明なボックスで見せる収納を
チープな印象になりがちな透明のボックスですが、見せる収納にぴったり。
並べ方や入れる物の色・形を工夫すれば、ぐっとあか抜けた印象に。
アクセサリーやフィギア、マスキングテープなどはディスプレイとしてもGOOD。
・1台2役の収納付きスツール
収納がついたスツールやベンチなら、座面を上げて物を入れるだけで片付け完了。
床に散らかったおもちゃをしまったり、急な来客時にも活躍します。
カラフルなものや個性的なものであれば、お部屋のアクセントにも。
・空いている壁面も上手に活用
壁の面積は床の2.5倍と言われます。
壁一面の収納は圧迫感を与えますが、デザイン性の高い棚や小さな箱などを壁に取り付ければ、洗練されたインテリアに早変わり。
散らかりがちな小物などを飾るのにおすすめです。