日々の生活で実施しやすい風水
今回は日々の生活の中で実践しやすいものをご紹介します。
「『陽』を意識し、明るい玄関に」
玄関は人だけでなく、自然界のあらゆる気も出入りする場所です。
まずは「清潔」が風水の基本と言われています。
ホコリまみれだったり、靴がたくさん出しっぱなしだといい運気は入ってきません。
お掃除も丁寧にして清潔な玄関にしておかなければなりません。
玄関は明るい雰囲気を保つことが大切です。
観葉植物や花も似合いますので、お客様を迎えるにも雰囲気がよく、お互いに気持ちのよい場所になります。
スペースがあれば、少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を置くのも運気アップになります。
「家族の集まるリビングやダイニングはすっきりと」
寝室の次に長い時間滞在するリビングやダイニングなので、「明るく暖かい」
という居心地のよさを大切にしなければならないのはいうまでもありません。
家具・インテリアもごちゃごちゃさせず、すっきりと整えます。
色も明るいトーンの色味で統一させて、落ち着きを演出します。
テレビやオーディオ、ホームシアターなどの家電製品も多い場所です、テレビには気を乱す作用があるのですが、観葉植物を傍に並べてあげるとパワーのバランスを中和してくれるメリットがあります。
「寝室のベッドの位置」
平均的に8時間、つまり1日の3分の1を過ごす寝室。
その間はのんびりとリラックスしたり、実際に睡眠をとったりと、無防備な状態となっています。
この「何もバリアを張っていない状況」で暗く悪い気からの影響を受けないために、
落ち着いた雰囲気の寝室作りを心がけましょう。
特に重要なのはベッドの位置です。
寝室のベッドは、ドアの直線上に置かないようにしましょう。
ベッドの移動が可能なら、ドアの対角の位置に動かしましょう。
そして、ベッドを壁にぴったりとつけておきます。
モノが落ちにくくなるという実用面でも大切なことですし、隙間を「強い気が通る」ともされていますので、隙間を作ることはよくありません。
その気が無防備な睡眠中の体に当たると落ち着かなくなり、眠れなくなったりします。
もしもベッドの位置をドアから見えないところ、つまり気の流れから外せないときは、
ベッドとドアの間にスクリーンやパーテーションを置きます。
物理的なスペースが乏しいときは、のれんや間仕切りカーテンを設置するのもよいでしょう。
マンションなどで、柱や梁の出っ張りが部屋の隅に現れている物件があります。
これは壁刀(へきとう)と呼ばれ、悪い気を発しているといわれています。
できればこの柱や梁部分を避けてベッドを置くようにしてください。
角がどうしても避けられない場合は、観葉植物や、カーテンを間に挟むといいですよ。
以上、家づくり後でも気を付けられる風水をご紹介してきました。
1日の3分の1以上を過ごす場所なので、少しでも気持ちの良い空間にしたいものです。
以下に、今までお伝えしてきたことをまとめておきました。
・暗い玄関はNG。どうしても暗くなってしまうときは、風通しに気をつけ、照明の力を借りれば、かなり明るくすることができます。
・体を清めるお風呂、不浄な物を流すトイレは鬼門に置かない。
間取り上仕方なかったときは、清潔に保ち、頻繁に換気をして、観葉植物や木製のグッズなど、木のパワーを持つアイテムで、土の気を緩和させる
・階段には絵、写真やカーテンを設置し気の流れを良くする。
写真や絵を飾るときは、方角に応じたものを
・寝室にはベッドヘッドの付いているベッドを置き、ベッドヘッドはしっかりと壁につけ隙間をなくす。
枕元にスマートフォンを置くのは気の乱れを招きます
・玄関には、「陽」を意識して少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を
置くとより運気アップ
・リビングやダイニングは「家の中心」に配置、明るく暖かな雰囲気をつくる。
すっきりとしたインテリアに観葉植物を
・睡眠中に悪い気の影響をうけないよう、
ドアの対角の位置にベッドを移動。
難しい場合はドアから見えないようにするため、ついたてなどでさえぎる
家づくりの際に風水を気にしすぎると、家づくり自体がなかなか進まなくなったり、
不便な間取りが完成してしまうかもしれません。
ただ、少しでも気持ちよく暮らしていくために、無理のない範囲で取り入れ、
風水の考え方の中で取り入られれる要素を検討し、実用性とのちょうどよい距離感を図ることも大切ではないでしょうか。