部屋のカラーコーディネート
家づくりをする時に壁や床の色に迷われる方は多くいらっしゃいます。
理想のお部屋を作るには、まずどんなお部屋にしたいのかイメージすることがとても大切です。
<主なお部屋イメージの例>
・ナチュラルスタイル
自然で優しい雰囲気と、部屋全体を白やベージュを基調とした明るいコーディネート
・モダンスタイル
シックで落ち着きのある空間、インテリアは白黒のシンプルなもので構成することが多いコーディネート
・カジュアルスタイル
ポイントは色使い、真っ白い空間にアクセントとなる明るいカラーを組み合わせ、 好きなものを取り入れていくラフな雰囲気なコーディネート
上記以外にも、色々な種類のスタイルがありますので、
ご自身の好きなスタイルを探してみてはいかがしょうか。
作りたい部屋のイメージを決めたら、次にベースカラーを選択していきます。
ベースカラーとは、インテリアの軸となる色で、天井や床、壁といった大部分を占めるものの色のことです。
リビングダイニングや水まわり、寝室など、それぞれの場所によってカラーコーディネートの考え方は変わります。
お掃除のしやすさなども配慮しながら、色を検討していきましょう。
■リビングダイニング
明るい白やベージュのカラーを選択することで統一感を出すことができます。
ベースカラーはお部屋が狭く見えない明るめのカラーがおすすめです。
■洗面台・水回り
清潔感のあるホワイト系、上品な雰囲気に見えるグレーやブラウン系、ナチュラルな雰囲気になる木目調などがよく使われています。
寒色系の色味は寒さを連想してしまうため、避けた方がいいかもしれません。
■子供部屋
子供部屋の色数は3つくらいに抑えることがポイント。
シンプルな色合いに差し色を加えることでおしゃれな子供部屋になります。
■寝室
寝室は1日の疲れを取る、リラックスできる空間にしたいもの。
青系統の色は副交感神経が優位になり、ベージュ系の色味は気持ちを落ち着かせてくれるカラー、グレーはストレスを和らげてくれるカラーですと言われています。
寝室に向いていない色は赤色で、赤色が目に入ると交感神経が優位になるため、興奮状態になってしまいます。
眠りが浅くなり安眠効果が得られなくなる可能性が高くなると言われています。ベースカラーとしては避けた方がいいでしょう。
赤色が好きな方は小物をアクセントとして使うなど、上手に取り入れましょう。
色々とお部屋のイメージ・ベースカラーをお伝えしましたが、お部屋の空間づくりはこだわるポイントが多岐に渡るため、自分たちのお好みのトータルコーディネートを見つけていきましょう。